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【就活ノウハウ】就活における成功とは?不幸な社会人生活を送らないための就活戦略

皆さんこんにちは。針鼠です。

針鼠
針鼠
この記事では就活生の皆さんに向けて、「不幸な社会人生活を送らないための」企業選びについてお伝えします。

志望企業の本音は?まずは自分の気持ちに正直になる

針鼠として長年企業の採用担当を務めてみて、就活生が志望企業を選ぶ際の「本音」の理由をランキングにすると概ね以下の通りだと思います。

  1. 人気企業で、そこに入れば周りに「すごい」と思われそう。
  2. 自分のやりたいことが仕事にできそう。
  3. 給料が良い。

エントリーシートの記載や面接の受け答えでは、「社会貢献ができそう」「人の役に立ちたい」など皆さんそれらしい志望理由を作ります。

しかし、本音の理由は大体上記のようなところでしょう。

断言しますが、これだけで志望企業・入社企業を決めると往々にして不幸な毎日が待っています。

優秀で一般的に頭が良いと言われる学生ほど、一流企業に入って苦悩の毎日を過ごすことが多いと感じています。

記憶に新しい電通の傷ましい事件では「死ぬ程嫌なら何故辞めなかったのか」という意見をよく聞きますが、そういった企業に入社してしまった時点で物事を客観的に考えることができない環境にまで追い込まれてしまうのです。

不幸な若者を増やさないよう、一流と言われる企業で採用活動に携わった身として少しでも皆さんの考えるきっかけになればと思います。

針鼠の就活

実は私自身、上で述べたような動機で企業を選んだ学生でした。

なんとなく就活をして、世間体が良い企業を受けまくり、運良くその中の一社から内定を獲得。

周りからは「さすが」「すごい」と言われ、内定を得てから入社までのほぼ一年間はまさに人生の春。

しかし入社後は苦労の連続でした。

内定者時代に思い描いていた理想の社会人生活とは程遠い毎日が待っており、セミナーで人事の社員が語っていたビッグプロジェウトを任されグローバルに活躍するなんて夢のまた夢。

現実は雑務の繰り返しで誰からも評価されず、自分の存在価値を毎日疑っていました。

私はいまでこそ楽しく働いていますが、このように社会人生活が始まって数年で仕事のやりがいを見いだせず、不幸な人生を送ってしまう人は少なくありません。

終身雇用の制度は徐々に薄らいできているとはいえ、新卒で入社する企業はその人にとっての社会人としての基盤をつくる場所。

決して夢や憧れ、表面的に見える世界だけではなく、しっかりと現実を見た上で入社する企業を選ぶべきであると言えます。

人気企業に入社した直後に待ち受けている現実

想像してみてください。

マスコミ、広告。格好良い。芸能人と仕事ができるかもしれない。

総合商社。世界を飛び回り、外国人と交渉し巨大プロジェクトを動かす。

外銀・外コン。年収1億も夢じゃない。

 

。。。

 

現実はどうでしょう?

入社したら上司からも同僚からもクライアントからもゴミカスのように扱われ、睡眠時間は毎日2時間。

仕事内容も雑用ばかり。理不尽なおじさんの飲みに毎日付き合わされ、聞きたくもない会社の愚痴を延々聞かされる。

貰う給料は同世代と比べて圧倒的に良いが、それを使う時間も気力もない。

いきなり縁もゆかりもない地方や新興国への転勤を言い渡される。

一時はこれでもかと持て囃してきた家族や友人と連絡をとることさえも億劫になり何のために生きているのか分からなくなる。

同期や先輩、上司はスーパーマンの集まりで、自己否定の毎日が続く。

 

そんな人生を送るために頑張って人気企業に就職したのでしょうか?

企業選びで是非考えて欲しいのは、『人気企業に入ることが目的ではなく、入った後にどう幸せに生きるかを起点にする』ということです。

入社する企業をどう選んだら良いか?

誤解しないでいただきたいのは、私は人気企業を志望するのを否定しているわけではありません。

ここでお伝えしたいのは、人気企業に入社することが目的になってしまうと入社後現実に直面したときにどう対処していいかわからず路頭に迷ってしまうことになるということ。

そのことを頭に入れた上で、志望企業を選定する段階から入社後を考えることが重要ということです。

その上でポイントになるのは、

現実として、自分がどこまで、どんな「リスク」を許容できるか?

ということ。

上記に述べたような不幸な毎日は、すべて理想と現実のギャップから生まれるものです。

入社前に思い浮かべていた姿と待ち受ける現実の狭間で、「こんなはずではなかった」と思い続けながら日々を過ごす。

その最悪の結果が痛ましい事件につながってしまうのです。

「リターン」だけではなく「リスク」も考えて企業選びをする

入社後不幸な毎日を送るのは、社会人になって待ち受ける様々な「リスク」を見て見ぬ振りし世間体や給料といった「リターン」のみを追いかけて企業を選んだ結果起こりうること。

「リスク」の例としては、労働時間、業務内容、人間関係、労働環境、待遇・福利厚生が挙げられますが、自分がどこまでどんなリスクを許容できるかが不幸な社会人生活を避けるためのポイントになります。

例を挙げると、外銀やコンサルに入社することは「労働時間」や「業務時間」のリスクが極端に高いということ。

それを自分が許容できるか?

そのリスクを背負ってまでその企業に入る「リターン」を楽しめるか?

といった観点から志望企業を選んでいただきたいと思います。

繰り返しになりますが、皆様には不幸な社会人生活を送らないために『人気企業に入ることが目的ではなく、入った後にどう幸せに生きるか』を目的に志望企業を選んで欲しいと切に思います。

「リスク」の種類とその詳細については「リスク論から考える不幸にならない企業選び」いで詳しく解説しています。是非こちらもご参照ください。

 

【就活ノウハウ】入社後の「リスク」を正しく見極めよう。不幸な社会人生活を送らないための就活戦略皆さんこんにちは。針鼠です。 「不幸な人生を送らないための就活」と題して、自分が入社する企業をどう選ぶべきかと述べました。...
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針鼠(hari)
【Twitterフォロワー数15,000人】 転職市場を7年間研究し、従業員1万人大企業から未上場ベンチャーへ転職。 大企業とベンチャーでの経験から、楽しく働くための組織論や仕事術、さらに成功する転職法やキャリアの考え方を発信しています。経営学修士(MBA)