



作業服専門店からおしゃれなアウトドアショップへと大変貌したワークマン。
最近では若い女性にも大人気。
そんなワークマンはどのように変貌したのか、なぜ変貌できたのか。
7枚の図解を用いて徹底解説します。
ワークマンの会社概要
ワークマンの大変貌
1979年の創業から40年近くも作業服専門店として経営を行ってきたワークマン。
2018年9月、「ららぽーと立川立飛」に突如として現れたワークマンプラスという新業態。
これまでのイメージとは全く異なるおしゃれなアウトドアショップとして、またたく間に話題となりました。
さみぃから作業着新しいの買ってもらったん
私服は絶対黒白グレーしか着ないの基本
女の子みたいなの好まんのでもこれ可愛かった
もちろんワークマン💪😑 pic.twitter.com/gRGXRKZhZq— chama。 (@msk358tmnr) October 9, 2020
ワークマンプラス出店後の大躍進
その後も至るところにワークマンプラスを出店。
ブランドイメージを一新したワークマンは、わずか2年で400億円も売上を伸ばしました。
おじさんに人気の作業服専門店から、いまや若い女性にも大人気のアウトドアショップへ。
なぜワークマンはそんな大変貌を遂げたのか。
その戦略と強みを解説していきます。
国内にもあった4,000億円の空白市場
この変貌の立役者は元商社マンの土屋哲雄氏。
当時会長だった土屋嘉雄会長の甥で、2012年に入社。
2年間社内でも目立たないように徹底的に調査をした結果、見つけたのが4,000億円の空白市場。
一般の客層向けに低価格×高機能を実現すれば、この市場を一気に取れると睨んだ土屋氏。
それまでの売り方を100%変える決断を行いました。
空白市場に切り込めたワークマンの強み
ワークマンには40年の歴史で培われた強みがありました。
既に作業服専門店としては低価格×高機能を実現。
顧客の要望を起点とした商品開発や、徹底的な低価格の追求は元々持っていた強み。
これに、ABテストを用いた出店地域の選定やインフルエンサーを活用したマーケティングで一般の客層にも届ける戦略を打ちました。
全ての施策が連動し競争優位性を確保することに成功しています。
強みを最大化するデータ活用経営
同時に注目したいのが徹底した「データ活用」。
全社員にデータ分析研修を行う、部長登用の条件にデータ活用ができることを必須とする。
こうした人材育成・人材登用によって会社全体でデジタルを活用したビジネスの変革を行っていく。
まさにDX(デジタルトランスフォーメーション)の成功事例と言えます。
まとめ:ワークマンは企業変革の成功事例
この記事はワークマン躍進の秘訣を「簡単に」「分かりやすく」解説することを目的にしました。
ご紹介した内容はワークマンの経営全体のほんの一部。
もっと詳しく知りたいという方は、以下書籍のご一読をおすすめします。






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