【リアルを暴露】ベンチャー・スタートアップ転職のすべて。一生後悔するかも

ベンチャー・スタートアップ転職

この記事はベンチャー・スタートアップ企業への転職を検討している、もしくはベンチャー・スタートアップ企業に興味がある方に向けた記事です。

ゴン

  • ベンチャーに興味があるんだけど、実際どうなの?
  • ベンチャー界隈って、用語も特殊でよく分からない・・・
  • どうやって会社を選べばいいの?
ハリサップ
この記事を読めば、ベンチャー・スタートアップ転職について一通りのことが分かります!

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル2

改めて、「仕事カフェ」運営者のハリサップです。

私は30歳で東証一部上場企業から未上場のベンチャー(スタートアップ)企業に転職しました。

ベンチャー・スタートアップ転職のリアル

転職について情報を集めた期間は7年間

その間にしたことはざっと以下の通り。

ベンチャー転職の状況

最終的に、3社のベンチャー企業から内定を得てその内の1社に実際に転職しました。

一連の経験を通じて感じたのは、ベンチャー・スタートアップ転職に関してのリアルな情報の少なさ。

ベンチャーに関する情報は多くありますが、どれもベンチャー転職のメリットもしくはデメリットを過度に強調する断片的なもの。

ベンチャーへの転職で人生が好転する人がいる一方で、転職を後悔する人がいるのも事実。

そんな経験から、ベンチャー企業の「綺麗事なしの」リアルをお伝えします。

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル1

目次

まずはベンチャー・スタートアップ企業を正しく知る

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル3

まずは、ベンチャー・スタートアップ企業について「正しく」知ることが大事。

抑えておくべき一般的な知識について解説します。

ベンチャー企業とスタートアップ企業の違いは?

ゴン
「ベンチャー」「スタートアップ」どちらも聞くけど、どう違うの?

まずはベンチャーとスタートアップの違いから。

定義は人によって様々ですが、一般的には「ベンチャー企業の一部がスタートアップ企業」と言えます。

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル4

  • ベンチャー企業:新しいサービスやビジネス、事業を展開する企業
  • スタートアップ企業:ベンチャー企業のなかでも、主に株式発行による資金調達をテコに急成長する企業
ハリサップ
ベンチャーの中でも特に成長スピードが速い企業が「スタートアップ」だね!

抑えておくべき「企業フェーズ」

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル5

「ベンチャー」「スタートアップ」と一括りで語られがちですが、企業フェーズによって会社の実態や求められる人材が全く異なります。

ハリサップ
「フェーズ」を知らないとスタート地点にも立てない!

ここでは、ベンチャー・スタートアップのフェーズを4つに分けて解説します。

創業期:シード・アーリーステージ

ベンチャー・スタートアップ転職「抑えておくべきフェーズ」1

まずは会社を立ち上げてすぐのフェーズ。

ハリサップ
創業間もない時期で、商品やサービスもまだ固まっていない状態です。

オフィスは代表者の自宅や雑居ビルの一角という会社が多数。

このフェーズで求められるのは、とにかく会社の成長のために何でも泥臭くやれる人材。

「専門性」なんて言ってる場合ではありません。

開発も営業もマーケティングも、さらには経理や労務といったバックオフィスも、必要に応じてすべてを行うのが創業期。

当初想定していた商品やサービスから「ピボット」して別の商品・サービスに力を入れることもザラ。

このフェーズの会社に転職しようとするのであれば、展開しようとしている商品やサービスよりも代表者の人柄やミッションに強く共感している方が重要です。

※ベンチャー界隈における「ピボット」:当初計画していた事業戦略に行き詰まって戦略を転換すること。

拡大期:ミドルステージ

ベンチャー・スタートアップ転職「抑えておくべきフェーズ」2

ゴン
次は「ミドルフェーズ」だね!

商品やサービスが少しずつ市場にも認知されてくるフェーズ。

はじめて本格的な資金調達を完了する企業も出てくるでしょう。

社員数も徐々に増え、オフィスもきれいになってきます。

役割も徐々に専門領域に特化した形になりますが、多くの人がまだまだ「なんでも屋」状態。

このフェーズでは、専門性がありかつ事業の責任者として組織を作っていける人材が特に重宝されます。

成長期:レイターステージ

ベンチャー・スタートアップ転職「抑えておくべきフェーズ」3

ハリサップ
さらに大きくなると、いろいろ仕組み化されてきます。

上場を見据えて、成長を加速させていくフェーズ。

組織の基盤を固めながら仕組み化、効率化して自社の商品やサービスを一気にスケールさせていく段階です。

重宝されるのは、事業を伸ばしながらオペレーションを整えていける人材。

大手からベンチャーへの転職を考えている方は、このフェーズから経験が活かせる場合が多いです。

安定期:上場・「メガベンチャー」へ

ベンチャー・スタートアップ転職「抑えておくべきフェーズ」4

ゴン
ここまで来ると知名度も高い!

大半のベンチャー・スタートアップが「上場」をひとつのマイルストーンに置いています。

上場して会社がさらに大きくなると、いわゆる「メガベンチャー」と呼ばれる企業に。

メガベンチャーの走りは楽天DeNAサイバーエージェント等。

直近ではラクスルメルカリが「メガベンチャー」と呼ばれています。

上場すれば資金調達の手段も増えますし、会社やサービスの知名度も上がります。

同時に、このフェーズからは一般株主の視点も入ってきます。

より組織化・オペレーションを高度化できる人材コンプライアンス、ガバナンスといったワードに強い人材が重宝されます。

策定した計画を達成していくというプレッシャーは上場前よりも強くなるでしょう。

ベンチャーとはいえ、縦割り文化など良い意味でも悪い意味でも大企業になる会社が出てきます。

企業フェーズごとの特徴まとめ

これまで見てきたように、「ベンチャー」「スタートアップ」とひとくちに言っても会社のフェーズによって状況や求められる人材が大きく変わってきます。

自分はどのフェーズの会社で働きたいのか?という観点を持って見てみるとよいでしょう。

ハリサップ
ざっくりまとめると、こんな感じだよ〜

ベンチャー・スタートアップ転職「抑えておくべきフェーズ」5

※SO:ストック・オプションの略。会社の取締役や従業員が事前に決められた価格で自社株を買うことができる権利。上場時に大きな利益を得られる可能性がある。

ベンチャー企業は危ない?状況は変わってます

ゴン
最近、ベンチャーに転職する人が増えてる気がするんだけど、なんで??

ベンチャー・スタートアップを取り巻く環境はこの10年で大きく変わっています。

シンプルに言えば、ベンチャー・スタートアップ企業にとって環境はどんどん良くなっている。

それを表すのが次のグラフです。

*グラフ出所)INITIAL(2020年8月27日基準)

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル6

グラフを見て分かる通り、国内のベンチャー・スタートアップの資金調達額はこの10年右肩上がり。

コロナ禍で心配された2020年も、上半期は前年を上回る水準で資金調達が実施されています。

ベンチャーキャピタルファンドの隆盛や大企業の投資意欲向上によって、ベンチャー企業に資金が流れているのです。

この資金を使って企業は事業を成長させやすくなりました。

また、人件費として使うことで好待遇を実現している企業も多くあります。

ハリサップ
例えば2020年12月上場のプレイドという会社は、従業員の平均年収887万円※!

※株式会社プレイド「新規上場申請のための有価証券報告書」参照

ベンチャー・スタートアップ企業が自分に合うか?を考える

ゴン
ベンチャー・スタートアップについてなんとなく分かってきました!

ここからは、ベンチャー・スタートアップのリアルをお伝えします。

ハリサップ
ベンチャーが自分に合うか?考えながら読んでね!

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル7

ベンチャー・スタートアップのリアル

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル8

ベンチャー転職を検討する際に絶対に知っておくべき5つのリアルをお伝えします。

ベンチャー企業は楽しそう、働きやすそうといったイメージが先行しがちだからこそ、筆者の実体験からリアルな情報をしっかりとお伝えします。

リアル1. 倒産する可能性があるからこそのベンチャー

これは言わずもがなですが、改めて最初にお伝えしておきます。

ベンチャー企業は一般的な企業と比べて倒産する可能性が高い。

前述した会社のフェーズが早ければ早いほど、そのリスクは大きいと言えます。

あなたがどれだけ優秀でも、会社が倒産してしまったらその時点で職を失うことになります。

ベンチャーは夢やビジョン、社会的なインパクトを前面に押して社外アピールを行います。

しかし、当然そんな夢物語だけではありません。

社員全員が日々倒産の恐怖と戦っています。

ベンチャーに転職すると、そんな恐怖と向き合わなければいけません。

そんな恐怖感じたくないという方は、ベンチャー転職は止めておいた方が無難です。

リアル2. カルチャーやスピード感についていけないと悲惨

ベンチャー企業に集まるのは、誰に何を言われてもその会社の将来性を信じる人たち。

そんな中、実際に転職して以下のような状況になってしまうとかなり悲惨です。

ベンチャー転職の悲惨な例
  • 会社の文化や雰囲気についていけない。
  • 社長の目指す方向性に共感できない。
  • 会社のスピード感についていけない。

ベンチャー企業は、その会社のビジョンやミッションに共感した熱量の高い人たちが集まっています。

誤解を恐れず言えば、そこにはある種の宗教的な空気が流れています。

また、ベンチャーでは仕事のスピード感や守備範囲も一般的な企業と大きく異なります。

普通の会社では当たり前のことも全然当たり前じゃありません。

その会社のビジョンと事業に熱狂できるか。

スピード感のあるカオスについていけるか。

これらが満たせないと、転職を大きく後悔することになります。

リアル3. 有望なベンチャー企業ほど社員は優秀でよく働く

ベンチャー企業への転職を検討している方。中には次のように考える方もいるかもしれません。

よくあるベンチャー企業への誤解
  • 大企業ではあまり活躍できていないが、規模が小さければ活躍できるはずだ。
  • ホームページを見ていると雰囲気がゆるそうだ。多少手を抜いても楽しく働けそう。

厳しい言い方かもしれませんが、こんな考えの方はベンチャー転職をやめた方が良いでしょう。

将来が有望なベンチャーほど、優秀な人材が揃っています。

そして、その人たちは驚くほど働きます。

「仕事がゆるそうだからベンチャー転職」は絶対におすすめしません。

リアル4. 「いつもワイワイ楽しく仕事」は幻想

ベンチャー企業のイメージでありがちな「ワイワイ感」。

正直、これだけに憧れて転職する方も多いです。

しかし、冒頭述べた通りベンチャー企業は日々倒産の恐怖との戦いです。

伸びない売上

乖離する事業計画

減っていくキャッシュ

できない資金調達

対立する経営陣

重くなる空気

フラットな環境で、全員が同じビジョンに向かって仕事をする。

の一方で、ベンチャーで働く人はみんな命をかけて仕事をしています。

「いつも」楽しくワイワイはありえないと思ってください。

リアル5. 給料や福利厚生には期待するな

ベンチャー企業に転職して待遇が良くなるという人は稀です。

ベンチャー・スタートアップに資金が流入していることは先ほど述べた通り。

一方、給料や年金制度、保険制度といった待遇面では一般的な企業と比べて見劣りするケースが多いでしょう。

もちろん、ベンチャーで経験を積んで中長期的に良い待遇を確保するという道はあります。

しかし短期的に待遇を良くするために転職したいという人には、ベンチャーは不向きと言えるでしょう。

※待遇面で劣ることをカバーするための制度が先ほど解説した「ストックオプション」です。

ベンチャー・スタートアップ企業への転職リアル9

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ベンチャー・スタートアップ転職

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この記事を書いた人

【Twitterフォロワー数17,000人】
大企業→スタートアップ | 転職100社以上分析 | 図解も交えて仕事やキャリアのヒントになる情報を発信 | YouTuber「ハリサップ」としても活動 | 本業はスタートアップの事業開発マネージャー | 採用も | 経営学修士(MBA)

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