こんにちは。ハリサップです。

置かれた環境によって回答はさまざまだと思いますが、個人的な感覚としてはこの2,3年で日本人の働き方に対する意識はだいぶ変わったのではないかと思います。
しかしながら、依然「働き方改革 = 単に労働時間を短くする」だけと思っている方が多いのではないでしょうか。
労働時間を短くするのは手段のひとつであって、働き方改革の本当の目的はなにか?まで踏み込んで考えている人は少ないのではないか感じています。
国としては働き方改革を推進することによって女性や高齢者などの働き手を増やしたり出生率を上げることで労働人口を上げ、国力を維持することがこの取組みの狙いです。
では、一人ひとりの個人が働き方改革をする目的はなんでしょうか?
それは、「人生をより豊かに幸せに生きること」であると考えています。
いやいや、あたりまえだろ。
と思った皆さん、以下ツイートをご覧ください。
①仕事の幸せ(キャリア・収入等)
②個人の幸せ(趣味・暮らし等)
③家族の幸せ(夫婦仲・子育て等)男の人生においてこの三角形をハイレベルに満たすのは至難の技じゃないか。大体の人はどこかが破綻してる。
— PuANDA (@shoichirosm) March 1, 2019
もちろん人によって価値観はさまざまですが、個人的には人生の幸せは「仕事、個人、家族」のそれぞれの幸せの三角形の面積を最大化することだと思っています。
例えば、仕事の幸せを追求しすぎたことによって、個人の幸せや家族の幸せを犠牲にしてしまっている人はあなたの周りにいませんでしょうか?
令和という新しい時代を迎えたこのタイミングで、いま一度人生における幸福とは?そして、アップデートすべきキャリア論について考えてみたいと思います。
キャリアとは?
そもそも、「キャリア」とは何なのでしょうか。
厚生労働省は、「キャリア」を過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖と定義しています。
ここで述べられているある通り、あくまでキャリアは仕事に関する経験や能力をどう考えていくべきかに焦点が当てられています。
昭和から平成のかけてのキャリア論
厚生労働省の定義の通り、昭和から平成にかけてのキャリア論は、「仕事」についてのみ焦点が当てられていました。
つまり、仕事を中心に人生設計をどう考えてくか?これが昭和から平成にかけてのキャリア論です。
仕事の幸せ=人生の幸せ?
産めよ増やせよの時代から、良い学校に通って良い会社に入ればどんどん給料は増えていき、定年まで安泰。定年後も退職機と年金で余生を穏やかに過ごせる。
そんな時代の中では、仕事の幸せを追求することが人生の幸せにそのままつながるとされていました。
一家の大黒柱であるサラリーマンが仕事に全力を傾けることによって出世し、家族を養っていく。出世した上で退職すれば、定年後は個人の楽しみを追求できる。
つまり出世するという仕事の幸せを追求することが家族や個人の幸せにつながると考えられていました。
この結果生まれたのが「モーレツサラリーマン」と言われる人たちです。
例えば、
- 会社で出世するために平日は遅くまで残業。土日もゴルフで、家族との時間はほとんど取れない
- 定年後、時間ができたと思ったら特にやりたいこともなく余生をだらだらと過ごしてしまう
仕事の幸せを追求したものの、個人や家族の幸せは置き去り。このような人が多くいるのではないかと思います。
令和時代のキャリア論
もちろん日本企業の成長を支えた諸先輩方の人生を否定するつもりは全くありませんし、一人ひとりの幸せを一律に判断する意図もありません。
しかし、仕事の幸せだけを追求することが人生の幸せになるのでしょうか?
いまの時代、多くの人の答えはNoだと思います。
人生の価値観は人によって異なりますが、これからのキャリア論は、仕事、家族、個人すべての幸せを含めて考えられるべきものだと思っています。
人々の生活を大きく変えたSNS
やや話は変わりますが、平成後期から現在にかけて、SNSの登場、スマホの普及によって個人の発信力が飛躍的に高まったことが今後のキャリア論を考える上での重要な要素になります。
それまでの時代、わたしたちが情報を集めるソースはテレビや新聞、雑誌がほとんどで、個人がそれぞれの生活をお互いに公開し合うということはありませんでした。
それが現在は、人々の生活上の判断基準は個人が発信する情報がベースになっているのではないでしょうか。
- 服を買うときはインスタでイケてる人の情報を収集
- ツイッターでインフルエンサーが薦めていた本を買って自己啓発
- 旅行先のホテルはネットの口コミで決める
- OpenWork(旧Vorkers)での評判をチェックして転職を決意
つまり発信者側の立場に立てば、個人の体験がそのままビジネスになる時代なのです。
創造性が求められる時代
また、仕事で求められる能力についても変わってきています。これまでは、決められたことを決められた通り正確にこなすことが求められていました。
ひと昔前までは人々の行動はテレビ広告や雑誌などマスメディアによってある程度コントロールされるため、大衆受けするものを大量に効率的に作れば売れる時代でした。
しかし現在は一人ひとりの好みや基準も多様化しています。そのときにビジネスサイドとして求められるのが創造性。これは普段の仕事の中ではなかなか身につけられず、仕事以外の場所で高められる能力と言えます。
個人や家族の幸せの追求が仕事の幸せにつながる
つまりこの図の通り、現代は個人の幸せや家族の幸せを追求することが仕事の幸せにもつながる時代なのです。
働き方改革でできた時間を、個人や家族の幸せの追求に使う。それぞれの幸せの最大化を追求するためのキャリアを考えて実行することが、これからの時代に求められることだと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
特に「仕事が忙しすぎて、個人の楽しみにも家族との余暇にも時間が使えていない」という方にとって、少しでもキャリアの考え方を見直すきっかけになったのであれば幸いです。
- 人生の幸せは、仕事、個人、家族の幸せの三角形の面積で決まる
- 令和時代は、キャリア論として個人や家族の幸せも考えるべき
ご意見、ご質問がありましたら、この記事のコメント、もしくはツイッターでいただければと思います。
それでは!



