



この記事では、7枚の図解を用いてクラウドの定義やメリット、代表的なクラウドサービスと国内の市場規模などついて解説します。
「クラウド」とは?
まずは「クラウド」とは何なのか解説します。
クラウドは、日本語で「雲」。
でもこの「雲」、本当の雲ではありません。
ネットワーク上にある仮想の空間を雲に例えているだけ。
物理的なハードウェアやパソコンにインストールするソフトウェアが担っていた役割を、ネットワーク上の仮想空間で行えるようになったのがクラウドサービス。



意外と身近なクラウドサービス
一番分かりやすいのがデータの保存。
これまで、写真やファイルなどのデータはパソコンの端末自体に保存したりハードディスク、USBに保存していませんでしたか?
これをネットワーク上で保存できるようになったのが、クラウドストレージサービス。
Google DriveやiCloudが代表例です。
その他、Excelやパワポといったソフトウェアも似たような機能がクラウドで利用できるようになっています。
また、普段使っているGmailやYahooメールも実はクラウドサービスの一種。



クラウドの何がすごいのか、そのメリットを徹底解説
それでは、なぜ近年クラウドが注目されているのか。
クラウドの4つのメリットを解説します。
クラウドのメリット1:コストが安く抑えられる
普段使っているGmailやYahooメール、お金は払っていますか??
そう、クラウドサービスの多くは無料で使えます。
お金がかかるサービスも月額課金制で使った分だけ費用が発生するので、コストが安く抑えられるのがメリットです。
クラウドのメリット2:情報共有がカンタン
クラウドはネットワークさえつながれば世界中どこからでもアクセスできるのが利点。
離れた場所で一緒に作業したり、複数の端末からアクセスできるため便利に使えます。こ
リモートワークではクラウドの活用が必須と言えるでしょう。
クラウドのメリット3:メンテナンスが不要
クラウドはネットワーク上の機能。
機能の改善は、日々リアルタイムで行われます。
ハードディスクやインストール型のソフトと違って、メンテナンスにイチイチ手間をかける必要はありません。
クラウドのメリット4:データの保持性が高い
クラウドサービスは、自然災害などの発生で物理的な損傷を受けることはありません。
また「クラウドはセキュリティが怖い」という声も未だに聞きますが、名だたる企業が万全のセキュリティを施しています。
ハードウェアやインストール型のソフトウェアと比べても、セキュリティレベルは高いと言えます。
企業向けのクラウドサービス
そんなクラウドサービス。当然、企業向けのサービスも多くあります。
「SaaS」(サービスとしてのソフトウェア)という形態も、クラウド環境が大前提。
SaaSについて詳しくはコチラの記事をご覧ください。


覚えておきたいクラウドの種類2つ
ここからは補足です。
クラウドには、パブリッククラウドとプライベートクラウドという2つの種類があります。
パブリッククラウドは、1つのクラウド環境をみんなで共有するもの。
プライベートクラウドは、1つの企業に専用のクラウド環境を設置するもの。
まずは「クラウドには2つの種類がある」というぐらい覚えておけばよいでしょう。
クラウドサービスの市場規模:5年で2倍!?
そんなクラウドの国内の市場規模は、2020年から2024年にかけて2倍にもなると言われています。
クラウドにはさらに期待が高まります。
まとめ:「クラウド」はこれからの時代に必須!
最近よく聞く「クラウド」。
なぜ注目されているのか、どんなメリットがあるのかご理解いただけたでしょうか?
技術のさらなる発展とリモートワークの普及などによって、これからさらに使われるであろうクラウド。



「SaaS」や「DX」といった関連するビジネス用語についてもコチラ↓で解説していますので、是非ご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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