この記事では世界中でベストセラーの名著『7つの習慣』について、10枚の図解を用いてどこよりも分かりやすく解説します。
はじめに:『7つの習慣』とは?
『7つの習慣』は全世界で累計3,000万部以上売れている大ベストセラー。
単なるテクニックではなく、成功の本質がまとめられている名著。
多くのビジネスパーソンが仕事のバイブルに挙げる一冊です。
『7つの習慣』の全体像を把握しよう
『7つの習慣』はその名の通り人生で成功するための習慣が7つ紹介されています。
- 「私的成功」つまり「自分が成功するための」3つの習慣
- 「公的成功」つまり「みんなで成功するための」3つの習慣
- 最後に、「再新再生」さらに人生を良い方向に進めるための1つの習慣
これら大きく3つの構成になっています。

ここから、それぞれの習慣について解説していきます。
第1の習慣:主体性を発揮する
最初の習慣は「主体性を発揮する」
つまり、どんなときも他人や環境のせいにしない。
「自分の人生で起きることは、全て自分の責任である。」
こう捉えることで、初めて自分の人生を歩めます。
大事なのは、自分の力でコントロールできる事柄にフォーカスすることです。
第2の習慣:目的を持って始める
第2の習慣は「目的を持って始める」
この本で強調されているのは、「人生の終わりを思い描く」
つまり「自分の葬式で何と言われたいか」を考える。
- どんな人間になりたいか
- 何をしたいか
- どんな価値観を持ちたいか
これらの「ミッション・ステートメント」を書くことで、人生で何が重要かを認識しましょう。
第3の習慣:最重要事項を優先する
第3の習慣は「重要事項を優先する」。
第2の習慣で、人生で重要な事柄を明確にしました。
大事なのは、その重要な事柄を優先すること。
日々の生活では、どうしても緊急度の高い事柄に振り回されてしまいます。
緊急度も重要度も高い事柄を優先するのは当たり前。
大事なのは、緊急度は低いけど重要なものをどれだけ優先できるかです。
緊急度の低い事柄はどうしても後回しにしがち。
そうではなくて、重要度の高いものを常に優先しましょうと強調されています。
以上が、「私的成功」自分が成功するための3つの習慣です。
第4の習慣:Win-Winを考える
ここからは、「公的成功」みんなで成功するための3つの習慣です。
第4の習慣「Win-Winを考える」
みんなで成功するためには、自分だけではなくて関わる人すべての「Win」つまり利益を考える必要があります。
特筆すべきは、「Win-Win」or「No Deal」。
関わる人すべてが勝てないのであれば、その取引はしない選択肢を持つ。
この意識こそが、みんなで成功するためのベースになります。
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
人との関係の中で、誰もが「相手に理解されたい」と思ってしまいます。
でも、それじゃダメなんです。
まずは「相手を理解する」徹底的にこれを追求すれば、自然と自分も理解されるようになる。
よく言われる「相手軸」。
これができて初めて第4の習慣「Win-Winを考える」ができると言われています。
第6の習慣:相乗効果を発揮する
第6の習慣は「相乗効果を発揮する」
よく聞く「シナジーを創ろう」と同義です。
1+1が2以上になるような発想。
ココで大事なのは、相手との「違い」に着目すればシナジーが発揮されることです。
- 第4の習慣「Win-Winを考える」
- 第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
- 第6の習慣「相乗効果を発揮する」
この3つがみんなで成功するための習慣です。
第7の習慣:刃を研ぐ
最後の習慣は「刃を研ぐ」
言葉だけを見るとかなり抽象的ですね。
「肉体」「知性」「精神」「社会性」 の4つを常に高めるましょうという話です。
- 「肉体」は運動や食事
- 「知性」はテレビを見るのをやめて読書しましょう
- 「精神」は自然に触れ合って瞑想
- 「社会性」はコミュニケーション
こうしたよく言われる当たり前の行動で常に鍛錬するのが7つ目の習慣です。
『7つの習慣』要点まとめ
以上が7つの習慣のポイント。
それぞれ一言で表すと、↑の図解の赤字になります。
7つの習慣は「知っている」だけではなにも意味がありません。



是非明日から実践して、本当の習慣にしましょう!