- 新卒でホームセンターのレジ打ち。年収240万
- その後転職を繰り返し、現在は年収1,250万
- さらに副業で年間4,000万、つまり年間5,000万円超を稼ぐ32歳の男性
あなたはこんなキャリアの男性が実在すると信じられるでしょうか?
[chat face=”hari.png” name=”ハリサップ” align=”left” border=”gray” bg=”none”] そんなに上手くいくはずない。怪しすぎる。。 [/chat]
私自身、motoさんのことを初めて知ったときそう思いました。
しかし、この本を読めばそれが事実であることが分かるでしょう。
転職と副業によって年間5,000万円を稼ぐ著者の軌跡と思考法を記した「転職と副業のかけ算」についてのレビューをお送りします。
https://twitter.com/moto_recruit/status/1149642547020455943?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1149642547020455943&ref_url=https%3A%2F%2Fshigoto-cafe.com%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D764%26action%3Dedit[chat face=”hari.png” name=”ハリサップ” align=”left” border=”gray” bg=”none”] 私は書籍発売日に2時間ほどで完読しました。 [/chat]
結論、この本は令和を生きる全ての社会人のバイブルとなり得る本です。
働き方改革や副業解禁が取り沙汰される一方で、大企業の終身雇用終焉宣言がされる時代。
そんな時代に、これからのより良い生き方を提唱する本でもあります。
motoさんとは?
(画像引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/266856)
まず、motoさんとは何者なのでしょうか。
すでにmotoさんについてご存知の方はこの章は飛ばしていただいて構いません。
現在32歳、5社目のジョブホッパーです。サラリーマンでの現年収は1,250万、副業では年収4,000万を稼いでます(2019年7月現在)。
– 引用「転職アンテナ」https://tenshoku-antenna.com/profile_moto
特筆すべきは、そのキャリアステップ。
新卒で入った会社は地方のスーパー。仕事はレジ打ちで年収240万円。
そこから4回の転職を経て現年収1,250万円。
さらに副業で4,000万円を稼ぐという、にわかには信じがたい経歴の方です。
冒頭に述べた通り、私自身も最初はその真偽を疑っていました。
しかし、ツイッターやVoicyでの発信をフォローしている内にそんな思いは消えてなくなりました。
正直、最初はmotoさんのこと疑ってたんですがいまや完全に納得。
シンプルに本質を捉えてるし、何より話が具体的。
#16 年収1500万のオファーをもらった転職活動のリアル – motohttps://t.co/E0KXbN0VJw#Voicy
— harinezumi_vc (@harinezumi_vc) January 27, 2019
どの発信内容も、論点が明確でクリア。
本質を捉えて生きている姿勢が伝わってきます。
さらにこの本を読めば何故そんな考え方ができるのか?その背景もはっきりと述べられています。
同時に、普通のサラリーマンでもmotoさんの思考法をインストールすることで誰でも同じように転職でキャリアアップをしながら副業で稼ぐことができると思わせてくれる内容です。
以下、内容について簡単にお伝えします。
motoさんの思考法
本質を捉える思考法
この本の全体を通して、motoさんの「本質を捉える思考法」が余すことなく記載されています。
幼少期から「お金を稼ぐ」ことに目覚めた一方で、なぜ四年生大学ではなく短大に入学したのか。
なぜ大手企業ではなく地方の短大ホームセンターを最初のキャリアとして選択したのか。
それはすべてmotoさんの「周りに流されず、本質的な価値を追求する思考法」が影響しています。
極めて堅実な戦略家
さらに併せてmotoさんの特徴として、極めて堅実であるということが挙げられます。
「サラリーマンでいること」のメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐ。
こういった「手堅い立ち位置」を取り、生涯年収を増やす道を選んでキャリアを進めてきたというmotoさん。
副業で多額のお金を稼いでも決して浮かれることなく生活水準を維持し、目標とする生涯収入を達成するために日々精進する。
そんな姿勢からは学ぶべきところが非常に多くあります。
転職と副業のかけ算とは?
転職で年収を上げ続ける方法
それでは、実際に転職と副業のかけ算で収入を最大化するにはどうすれば良いか?
この本で繰り返し述べられているのが、「市場価値」という考え方。
会社の看板ではなく、個人としてどんな価値を生み出せるのかについて、「給料はもらうものではなく稼ぐもの」という言葉とともに語られています。
僕は今でも「株式会社motoの売り上げはどうやったら伸びるのか?」 という視点で仕事をしています。どんな仕事にも共通しますが、自社の売り上げを伸ばすためには「対価に見合った労働価値の提供」が必要です。同時に「どんな労働が評価されるのか?」も把握する必要があります。
– 引用「転職と副業の教科書」
本書では、「市場価値を高める5つの力」や「転職エージェントの使い方」などについても解説されています。
「サラリーマン副業」のやり方
さらに、年間4,000万円を稼ぐ副業についても惜しむことなくこの本に記載されています。
そのエッセンスは、「本業を活かして副業で稼ぐ」こと。
本業で得られる知見やノウハウをSNSを通じて発信することで個人ブランドを確立し、そのブランドを活かしたコンテンツを提供することで副業収入を得る。
「副業で年収4,000万円」はまだまだ多くの方には信じがたい金額かと思います。
しかし、インターネットの拡散性を上手く使うことで現実的な数字になるということが本書を通じてよく分かります。
終身雇用崩壊の時代に、サラリーマンはどう生きていくか?
ここからは私自身(hari)の考えも交えてお伝えします。
この本の中でしきりに述べられているのは、とにかく「市場価値」を意識して生きるべきであるということ。
motoさんはよく「師を見るな、師が見ているものを見よ」をという言葉を引用しています。
「師を見るな、師が見ているものを見よ」という言葉があるように、僕を目指すのではなく、僕の「思考」や「世界観」を参考にしながらインプットを増やしてもらえたら嬉しいね。 https://t.co/OEBa5U3vYn
— moto (@moto_recruit) June 25, 2019
この本を読んで、
- motoさんってすごい。
- motoさんみたいになるにはどうすれば良いのだろう。
と考えるよりも、motoさんの思考法や世界観を知ったうえで「自分はどう生きていくか」を考えるべきと言えます。
本を読んでも行動に移さなければ何も意味がありません。
僕は常に、「行動を起こさないことこそ、最大の失敗だ」 と考えています。
– 引用「転職と副業の教科書」
まずは客観的に自分を見つめるという意味で、
「いまの自分の市場価値がどのぐらいあるのか」
ということを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
市場価値を知るためには転職サイトを使うのが一番効率的。
以下記事を参考に、転職サイトを上手く活用してみるといいかもしれません。
また、hariが考える令和時代のキャリア論については以下カテゴリの記事をご参照ください。
ちなみにmotoさんはこの本について、「大戸屋で僕にランチをおごったつもりで、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。」とコメントしています。
いくら稼いでも生活水準を下手に上げることなく、小さな幸せを感じて生きられているのもmotoさんの魅力。
hariが言えるのは、この本は大戸屋のランチを食べる値段であなたの人生を変える可能性があるということ。
ご意見、ご質問はこの記事のコメント欄かhariのツイッターアカウントまでどうぞ。
それでは!