皆さんこんにちは。ハリサップです。

私自身、社会人になって数年は仕事がなかなか上手くできず大いに悩みました。
そんな状況を打破したいと思い、人から勧められた本や書店で気になる本をとにかく読み漁りました。
この記事では、そんな私が当時何度も読み返して実践し実際に仕事の役に立った本をご紹介します。
東大×MBA超エリートによる、誰でも実践可能な社会での処世術!
『入社1年目の教科書』岩瀬大輔(ライフネット生命副社長)
ベテランも新人も、今日から仕事への取り組み方や考え方がすぐに変わり、一生役に立つ「指針」となる50のアイデア。東大×MBAで30代でライフネット生命保険の副社長になり、ダボス会議の「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」に選出された著者が初めて語る、仕事における原理原則とその具体的方法。(ダイヤモンド社公式サイト)
まずは今や定番の一冊。
著書の岩瀬さんは東大&ハーバードと超エリートですが、誰でも実践できる仕事の基礎が丁寧に解説されています。
私も入社数年はこの本に書いてあることを着実に実行して徐々に周りからの信頼を獲得してきました。
■頼まれたことは、必ずやりきる「いつまでに?」「なんのために?」を明確にし、頼まれた事は必ずやりきる。
■50点でもいいから早く出せはじめから完璧な仕事などできない。50点でもいいから早く仕上げ、周りに協力してもらいながら完成させれば良い。
■つまらない仕事はない仕事が面白いと思うかつまらないと思うかは自分次第。ゲーム化して仕事を楽しもう。
大企業の元社長が語る「仕事力」「人間力」を知る!
『働く君に贈る25の言葉』佐々木常夫(東レ・元社長)
●自閉症の長男、病に倒れた妻……。過酷な運命を引き受けながら、数々の大事業を成功させ、社長に上りつめたビジネスマンの逆風をしなやかに生き抜く「仕事力」と「人間力」とは——。 ●若者に、どう働き、どう生きるべきかを、苦難のビジネスマン人生を生き抜き、「本物の幸せ」を手にした佐々木常夫氏がやさしく説く一冊。 ●将来、大きな仕事ができるようになるために若いうちに身につけておくべき「仕事の仕方」から、幸せを手にするための「生き方」まで、心にしみ込むような文体で書き綴っていただきました。 ●仕事と人生に悩んだときに、心の支えになってくれる一冊です。(Amazon.co.jp)
社会人数年は周りと比べて仕事ができず毎日焦りを感じていました。
そんなときに手にとったのがこの本。
結果がでないことに焦らず、やるべきことをしっかりとやっていれば着実に力がついていくと学ぶことができました。
「どんどん他人の真似をするべし」という教えは今だに意識して実践しています。
■「目の前の仕事」に真剣になる仕事の8割は雑務。それでも「目の前の仕事」に真剣になることで、喜びが見いだせる。
■3年でものごとが見えてくる、30歳で立つ、35歳で勝負は決まり「成長角度」を意識し、高い志を持って最短距離で高い品質の仕事をこなす力を身につけよう。
■凡を極めて、非凡に至る仕事ができるかできないかは、「能力の差」よりも「仕事のやり方」の差が大きい。「仕事のやり方」を学ぶ為に、どんどん他人の優れたところを真似するべき。
「ガネーシャ」から学ぶ、夢をかなえるための生き方
『夢をかなえるゾウ』水野敬也
「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」 ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。 成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。 夢をなくした“僕”と史上最悪の“師匠”が繰り広げる、「笑って」「泣けて」「ためになる」実用エンタテインメント小説。(Amazon.co.jp)
軽いタッチでどんどん読めてしまう一方で、本質的なことが多く書かれている本です。
単なる精神論ではなくやるべきことを仕組み化して実行していく考えなど、ガネーシャの一言一言が非常に濃く多くの学びを得られます。
■どれだけ本を読んでも、実践しなければ意味がない自己啓発本を読んだだけで満足するのではなく、”今”から実践に移すべき
■大きな願望で小さな願望を従わせる本当にやりたいことを想像し、「頑張らなければいけない」から「頑張りたい」へ。
成功の原則が学べる、不朽の名著!
『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
著者のスティーブン・コヴィーは、国際的に高い評価を受けるリーダーシップ研究の第一人者。ここで引用される具体例では、ビジネス上の課題を題材にしたものと同じくらい家庭内における状況を数多く取り上げている。本書は明日からでも実践できることを謳い文句にしたヒント集ではない。そのコンセプトは時に複雑であるため、流し読むのではなく、じっくりと腰を据えてここから学び取りたいと感じる筈である。(Amazon.co.jp)
全世界で長年読まれる名著。
緊急度と重要度のマトリクスは全ビジネスパーソンが知っておくべき内容です。
hariは今でも定期的に読み返しています。
■人生に対する責任を引き受ける人生のつらく、厳しい経験によってこそ人格が形成され、内的な力が育成される。それによって難しい状況に対応する能力が高まり、他の人にも模範を示し感動と励ましを与えることができるようになる。
■問題は「外」ではなく自分の「内」にある私たちは、物事に対する反応を選択する能力がある。自分の考え方次第で人生は良くも悪くもなる。
■重要事項を優先する対象を「緊急でありかつ重要である」「緊急ではないが重要である」「緊急だが重要ではない」「緊急でなく重要でもない」の4つのマトリックスに分類し、時間管理を行う。
「論理的思考力」は仕事をする上で非常に重要なファクター
所謂仕事ができる・できないは、「論理的思考」ができる・できないで決まると言っても過言ではありません。
物事を構造的に捉えて理解し、説明する能力はどんな仕事をしていても重要です。
hariが入社3年目までに10冊を越える論理的思考力関連の本を読みましたが、その中でも「これだけ読んでおけばある程度の論理的思考力が身につく」という3冊をご紹介します。
・『論理力を鍛えるトレーニングブック』(渡辺パコ)
・『3分で分かるロジカルシンキングの基本』(大石哲之)
・『論理的な考え方が身につく本』(西村克己)
最後に・・・。仕事が憂鬱だと思ったら!
『憂鬱でなければ、仕事じゃない』見城徹(幻冬舎社長)&藤田晋(サイバーエージェント社長)
とてつもないビジネスマンの聖書が誕生した小さなことにくよくよしないで、大きな仕事ができるわけがない!何が大切で、何が無駄か? 見城徹+藤田晋の魂が紡いだ、あなたの臓腑をえぐる35の言葉(Amazon.co.jp)
hariが社会人1,2年目の頃、仕事が非常に憂鬱でした。
そんなときに読んだのがこの本。
「こんなに有名な人たちでも仕事が憂鬱だと思っている。であれば自分ごときが憂鬱なのは当たり前」。
こう思うことで、仕事の活力が生まれました。
■小さなことに、くよくよしろよ細かいこと、つい見過ごしてしまうことが、事を左右する。小さなことを気にしないで、大きな仕事ができるわけがない。
■きれいごとばかり言う人は、責任感が足りない何かを決めて物事を推し進めるとき、必ず何割かの人は反対する。きれいごとでリスクヘッジせず、白黒はっきりつけることも重要。
■No pain, No gain苦しみ抜いて得られたものにだけ、価値はある。今の苦しみは必ず将来の価値になる。
社会人になって数年はなかなか仕事が上手くいかないかもしれません。
それでも仕事を投げ出すのではなく、こういった本を読んで実行していくことが成長への近道です。
「もっと実践的な社会人の基礎力を身につけたい」という方は、以下をご覧ください。
「そもそも入る会社を間違えた・・・」という人は、以下をご参照ください。
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