[chat face=”hari.png” name=”ハリサップ” align=”left” border=”gray” bg=”none”] 突然ですが皆さん、上司は好きですか? [/chat]
この質問に心からYESと答えられる人は少ないのではないかと思います。
実際、マイナビの調査でも「上司が嫌い」と応えた人は半数以上。
この記事では、そんな嫌いな上司を克服する方法をお伝えします。
はじめに:嫌いな上司を好きになる必要はない
まず大前提。必ずしも上司を好きになる必要はありません。
しかし、嫌いな上司から逃げ続ければ追われ続けます。
[chat face=”hari.png” name=”ハリサップ” align=”left” border=”gray” bg=”none”] どうせだったら、嫌いな上司を自分の思いのままに動かしたいと思いませんか? [/chat]
上司をコントロールするための5つのステップについて解説します。
嫌われる上司の特徴
なぜあなたは上司が嫌いなのでしょうか?
嫌われる上司は以下のような特徴を持っています。
- 厳しすぎる。
- 理不尽に怒る。
- 言うことがコロコロ変わる。
- やりたいことをやらせてくれない。
- いつも不機嫌。
- 自分の良さを引き出してくれない。
- 全然仕事ができない。
- 上のことばかり見ている。[/chat]
「そんな上司に自分の評価なんかされたくない」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
[chat face=”hari03.png” name=”ハリサップ” align=”left” border=”gray” bg=”none”]この記事で紹介する方法を実行して、嫌いな上司を克服しましょう! [/chat]
嫌いな上司を克服する方法
実は「上司といかに付き合うか」は万国共通の課題。
かの有名なハーバード大学でも「ボス・マネジメント」という項目でひとつの授業があるほど真剣に考えられている分野です。
この記事で紹介するのは、Dr. A.R.コーエンとDr. D.L.ブラッドフォードの共著「影響力の法則」で語られている「上司を動かす5つのステップ」、通称「ボス・マネジメント」。
そのステップとは、1. 確実にやり遂げる、2. 上司の議論相手になる、3. 信頼できる情報源になる、4. 上司の味方になる、5. 自律的に働くというもの。
ここからは、実際に上司をコントロールする方法について順を追って解説していきます。
1. 上司からの仕事を確実にやり遂げる
まず大事なのは、上司の期待を上回る成果を上げること。
上司から任された仕事に関しては確実に遂行し、それについて心配させないようにする。
上司の言うことを聞きたくないという場面も多くあるでしょう。
そこはぐっとこらえて感情を殺してでも、まずは上司に振られた仕事をとにかく愚直にやりきるのです。
この実績を重ねることで、上司から最低限の信頼を得る。
まずはこれが基本です。
どんなに嫌でも、上司からの仕事をやり切ることがファーストステップ
2. 上司の議論相手になる
次に、上司の議論相手になる。
すべての分野で議論相手になるのは難しいかもしれません。
まずは自分の専門領域を持ち、とにかくそれについては上司よりも詳しくなること。
これにより、上司から意見を求められる場面が増えるはずです。
その中で少しでも創造性や新しいアイデアのヒントを提供することで、相談相手として頼りになる存在と見なされることが重要です。
ここで大切なポイントは、上司の得意分野ではなく苦手分野の専門性を身につけること。
例えば
- 上司がITを苦手としていたら誰よりもITに詳しくなってExcelやパワポの作業を請け負う。
- 英語が苦手だったら英語を勉強し上司の代わりに外国人とコミュニケーションを取る。
など、上司はできないけどあなたができる分野をつくっていけば上司があなたを頼りにする場面が増えるはずです。
上司の苦手な分野を得意になることで、まずはその分野で頼りにされるようになる
3. 上司の信頼できる情報源になる
次のステップとして、上司にとっての信頼できる情報源になること。
特に上司は管轄している範囲が広いので、現場の情報が入りにくくなっていることがあります。
そのとき、あなたが頼りになる現場の情報源となることが重要。
特に、なにか問題が発生した場合にそれをもらさず報告することで上司はあなたに対する信頼を高めることでしょう。
現場やチームメンバーの意見に耳を傾け、情報を適切に上司にインプットする
4. 上司の味方になる
個人的にはこのステップが一番難しいと考えています。
一方で、意識的にできるようになれば敵なしです。
とにかく「上司の味方になる」のです。
いくら上司が苦手でも嫌いでも、とにかく上司を立てましょう。
「媚を売るようで嫌だ」
「社内政治はアホらしい」
と思う方もいるでしょう。
そんな方は、もやはゲームだと割り切って、「自分が裏で操っている」的な感覚で振る舞ってみましょう。
具体的には、
- 上司のいないところで、上司を(適切に)立てる。
- 上司の味方として支援し、勇気づける
- 上司の判断や上司方針を自分の部下に対して弁護または支援する。(単なる上意下達や押しつけではなく、納得されるようきちんと伝える)
ポイントは、間接的に上司の味方であることを示唆すること。
直接ゴマをすったり媚を売るわけではありませんから、周りからも極端に嫌がられることはないでしょう。
上司をコントロールするという目的の下、上司の味方になる
5. 自律的に働く
これまでのステップですでに上司からの全幅の信頼を得られているはず。
ここからは自らリスクを取って新しいことにチャレンジしましょう。
今の時代、どんな会社でもイノベーションを求めています。
あなたの上司もそのさらに上司から何か新しいことをやれという指令が出ているはずです。
このときに、より感性が豊かで現場に近いあなたの意見の方が上司の考えよりも良いものである可能性は高い。
自分が良いと思ったことをどんどん上司にぶつけてみて実行していきましょう。
ここまでのステップを適切に踏めていれば、上司はあなたの意見や判断をスムーズに採用するでしょう。
つまり、上司を使って自分のやりたいことを実現するのです。
この過程を通じて上司のあなたへの評価はさらに上がるでしょうし、ここまでくればすでにあなたは仕事もかなり楽しくなっています。
自分が良いと思うことを発信し、実行していく
以上、上司をコントロールする5つのステップでした。
それでも嫌いな上司が克服できない場合は
多くの職場であれば、この5つのステップを踏めば上司を上手くコントロールできるはず。
万が一その上司がすごく変人で効果がなかったとしても、周りの人はあなたのことを認めてくれます。
一方、これらのステップを踏んでも全く状況が変わらない、もしくはそもそもこんなステップを踏む前にメンタルがやられそう、という方はいまいる環境がかなりブラックな可能性が高いです。
この場合の選択肢は2つ。
- いますぐ転職活動を始める。
- まずはキャリア相談をしてみる。
1. 転職活動をはじめる
まだまだブラックな企業は存在します。
この記事で紹介した「上司を克服する方法」を試しても全く効果がない。
もしくは試せないほどパワハラを受けている。
それは、上司の属人的な問題ではなく会社全体の問題である可能性が高いです。
いますぐ転職活動を始めることをおすすめします。
以下リンクで紹介している転職エージェントに登録して、実際にエージェントに状況を相談することをおすすめします。
2. キャリア相談をしてみる
また、転職エージェントではないキャリア相談サービスが最近人気を博しています。
その中でも一番人気なのが、「ポジウィルキャリア」というサービス。
転職エージェントではないので、転職ありきではなく100%あなたに寄り添って対応を考えてくれます。
ポジウィルキャリアについては↓こちらの記事↓で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。
「仕事カフェ」では主に20代30代のビジネスパーソン向けに、「平凡なサラリーマンを抜け出すための情報」を発信しています。



この記事が参考になったらブックマークを、twitterやインスタのフォローも是非お願いします。
ご意見、ご質問、仕事のご相談はお問い合わせまでどうぞ。
それでは!